昨日は、中学校の体育館で、元中央大学バスケットボールチーフコーチの桜井康彦さんを招いて、中学校部活動の子ども達を中心にした支援事業としてバスケットボール指導会を開催しました。
何と参加者は、区内の学校から100名余りが集まり、小学生を含め、総勢120名を超す人数となりました。
中学校部活動と言えば、今や部活が成り立たないほど疲弊しています。
その一因は、指導者不足
少子高齢化により、子ども達の数が減り、学級数が減少すれば、当然ながら教員の数も減ってくる。
その挙句が、管理顧問不足という事態に
指導者どころか、部活を管理する教員まで不足している始末。
学校に入学して、子ども達は唯一部活という学校生活の中で自由に選択できる活動を、実際には取り上げられている形となっているのが現状です。
そういった現状を、少しでも補えればと考え、高い能力を持った指導者を招請し、子ども達のやる気や学校内の気運を高めようとしています。
微々たる力ですが、少しでも子ども達の環境が良くなるきっかけとなればと思っています。
事実、今年度バドミントン・バレーボール・バスケットボールと指導者を招いたことで、子ども達のモチベーションは間違いなく上がってきています。
あとは、普段の環境を今まで通りの部活動環境から、地域クラブが側面支援する活動環境へどの様に変革させていくかが問題なのでしょう。
学校管理をしている校長・副校長の理解は得られても、現場教員の理解や協力を得るまでにはまだまだ時間が必要だと感じてます。